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【発表会曲目】スズキメソード第1・2巻|ヴァイオリン講師おすすめ

発表会にどんな曲を選択すべきか?

ヴァイオリンを習っていて、数カ月後の発表会にお誘いを受けた!
嬉しいけれど、一体どんな曲を選べばいいのか?発表会映えする曲や、実際によく弾かれる曲をピックアップしました。
今回はメジャーなヴァイオリン教本のひとつ【スズキメソード】より選曲していきます。

ご参考になりましたら幸いです。

スズキメソード第1巻より

1巻の曲から発表会の曲を選曲するときに注意が必要なのは、教本の前半だと1曲あたりの曲の長さが非常に短い(1分くらいとか)ので、数曲選択するのがおすすめです。

きらきら星変奏曲

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ポイントは、変奏曲のなかで複数のヴァリエーションを選曲することです。

テーマだけだと1分ほど。様にならないというか、せっかくならもうちょっと頑張ってみましょう。
おすすめは、Aからテーマまですべてのヴァリエーションですが、難しいものや苦手に感じるものもあるかと思います。
例えば、AとBとテーマ、AとDとテーマなど、3つを選ぶ。または、Bだけがどうしても弾けない(難しく感じる方多いです)ならB以外の全て。といったように、3つ以上のヴァリエーションの選曲をする。
選択する場合は、Aとテーマはぜひ入れてください。映えます。

きらきら星とちょうちょ、ちょうちょとこぎつね|複数曲の選択

前記の通り、第1巻の前半は分数が非常に短いです。ですので、2曲くらい選択することで様になります。

きらきら星のテーマとちょうちょ、ちょうちょとこぎつね、といったような動きが異なる曲を組み合わせるのがおすすめです。
また、頑張れるのであれば、それぞれの曲をリピート(繰り返し)演奏し、1回めと2回めで強弱の差をつけてみたりすると、さらにレベルアップした演奏になります。1曲しか演奏できそうもない場合も、できるだけリピート演奏してヴァリエーションをつけた演奏を心がけましょう。

メヌエット1・2・3番/バッハ

メヌエット1番2番3番は、すべて発表会向けです。

1曲演奏できたら、みんなも知っている曲ですので喜ばれます。

楽しき農夫、ガヴォット

スズキメソードは、練習曲以外ですとわりと映える曲が多い気がします。

楽しき農夫もガヴォットも、発表会向けです。
ガヴォットは、リピートが多いですが全部やらなくていいと思います。というのも、単純に長くなるのと、体力も必要です。D,Cは必ずしましょう。

発表会向きではない曲

ここまでおすすめの曲を並べてきましたが、発表会向きではない曲というのもあります。私の私見ではありますが、私の生徒さんにはおすすめしない曲です。

スズキメソード第1巻でいうと、スケール、9番むきゅうどう、12番習作です。

発表会で人前で演奏するならば、【練習】曲ではなく、【曲】として独立しているものを演奏しましょう。

スズキメソード第2巻

 合唱|短いけど映える名曲

合唱は、短い曲なのですが曲の中で起承転結があり、発表会向けです。

インテンポでCDと同じテンポで演奏できる方は、リピートで演奏するか、次のミュゼットと組み合わせましょう。

狩人の合唱

2巻の曲の特徴として、1曲毎に動きのヴァリエーションがしっかりと感じられる曲が増えます。

狩人の合唱もそういった曲で、発表会向けです。

ワルツ/ブラームス

ブラームスの名曲、ワルツ。

とても美しき曲です。流れるような曲想にあわせて、ピアノ伴奏も美しい、大人っぽい曲でもあります。
ぜひ、楽譜通りにリピート演奏していただきたいです。曲の長さがちょうどよくなります。

二人のてきだん兵

てきだん兵は、前記の起承転結がしっかりとある、発表会向けの曲です!

前半の少し暗い曲調がかっこよく、さらに途中からピアノ伴奏が流れるようにしっとりと演出。
後半は、明るく力強く堂々とした曲調です。
曲の終わりもヴァイオリンが弾ききった!という感じでゴージャス。

練習するときのポイントは、曲の前半のニ短調(dmoll)と後半のニ長調(Ddur)で、弦を押さえる位置をしっかりと把握しましょう。
それぞれの音階練習を練習に取り入れ、ファのナチュラル、シのフラットなどしっかり音程を取って練習しましょう。
演奏できるようになってきたら、伴奏CD(スズキメソードはデフォルトで付属)に合わせて、曲調を意識した演奏を心がけましょう。

メヌエット/ベートーヴェン

名曲であり、バイオリン以外の楽器を演奏する方にも聞き馴染みがある曲。

起承転結があり、さらに曲調も揺れるところもあって大人っぽい曲でもあります。
この曲は後半が特に難しいです。最初はスラーを取って練習しましょう。
音程を正しく取れるようになってから、スラーやスタッカートなど記号をつけて演奏しましょう。
慣れてきたら、曲の前半はフレーズの最初を少しだけテンポをゆっくりにしてだんだん速くして、フレーズを意識して演奏しましょう。

メヌエット/ボッケリーニ

この曲も、クラシックを習っている方ならおなじみの曲。

注意としましては、リピート演奏をしなくてもかなり長い曲であること。また、曲調が変わるところなどでピアノ伴奏と合わせるのが少し難しい曲でもあります。
練習はしっかりと行い、暗譜するくらい弾き込んでいただくと、ピアノ伴奏もスムーズです。

発表会で、誰かしら弾く曲の一つです。定番曲。

注意が必要な曲|妖精の踊りのテーマ、ガヴォット/トマ、ガヴォット/リュリ

妖精の踊りのテーマ、ガヴォット/トマ、ガヴォット/リュリ、どれもおすすめではありますが、注意点があります。

どれもピアノ伴奏と合わせるのが難しい曲です。また曲も少し長めの曲であったり、テクニックも必要。この曲をクリアできた人は、上記に上げたメヌエットも十分挑戦できると思いますが、教本を順番に演奏してきた方は、発表会に向けてしっかりと準備の時間が確保できないと難しい曲です。

注意しましょう。

まとめ|発表会では変化のある曲を選曲しましょう

発表会向けの曲を書きましたが、参考になりましたか?

発表会には、短い曲なら2曲を組み合わせ、曲調も起承転結がある曲を選曲しましょう。
また、発表会に向けては最低3ヶ月以上準備期間を取りましょう。ただ弾けるだけではなく、お客さんを意識して聴いてもらえるような演奏をしましょう。


エリーゼ先生でした!


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